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為替がわかれば世界がわかる
榊原 英資
文藝春秋 刊
発売日 2005-04




為替を通じて情報戦の基礎を学ぶ 2005-09-28
・理論を知っているだけではダメだが、理論を知らないのは話にならない
・本や公式に発表されているグローバルな情報と、実際に自分が会って話す中で得られるローカルな情報の2つが必要
・そういった情報を得られるようにするための人脈作りが重要
・情報の漏洩をいかに管理するかが、自分の行動で周りにインパクトを与えられるかの鍵といった、現代の「情報戦」において欠かせない点を、自身の財務官としての経験から為替を通じて分かりやすく説明してあります。
『情報は無料ではない』
ということがよく分かる本だと思います。

読みやすい文章で,為替の世界の敷居を下げてくれる本 2005-09-21
初めて読む為替分野の本としては,ちょうど良かったと思います.
為替の話だけでなく,他者との直接対話や,マクロとミクロの視点のバランス感覚や,情報管理(隠し方と流し方)の重要性,あとマスコミ批判などもあり,個人的に合点を得ながら読み進められました.中学3年生(公民科が始まるのって今でもこの頃?)ぐらいでも十分に興味を持って読める内容だと思います.

第一線で生き抜いてきた者のリアルな言葉 2005-08-21
本書のテーマは情報の扱い方である。立場が違えば意見が異なるように、同じ内容でも受け手によって解釈は違う。情報の内容や価値は絶えず変化する。・世の中に絶対などないからこそ、耳を傾けグッドリスナーであれ。
・人間心理は重要なファクターである。
世界を相手に、国際金融の第一線で生き抜いてきた者の、リアルな言葉が紹介されている。かつて縁あって、著者の講演を聞く機会があった。コワモテの風貌と違い、ユーモアに富んだ語りの達人だった。講演時の著者の声を思い出しながら楽しく読めた本だった。

期待した内容では無かったけど、おもしろかった。 2005-05-12
 「榊原英資」という名前は知っていたけど、興味の無かった分野なので具体的な人物像は自分の中に入力されてないも同然の状態。 教科書的な内容じゃなく、自身の体験をつづったエッセイ。期待した内容では無かったけど、おもしろかった。為替市場は情報が何より大事らしく、情報の取り扱いに関して細心の注意を払う様、情報のギブ&テイクに関する持論、情報の内容ではなく結果的な価値を重視する姿勢など、「情報の本質」を改めて認識させてくれたし。 90年代の国際金融市場は言葉を知っているだけなので今ひとつよく分からない所もあるけど、もう少し勉強してまた再読したい本。

知的謙虚さ 2005-05-04
本書はハードカバーの文庫本版。
要するに、経済学等の理論は、現実を認識するための整理学。しかしながら、市場の現実は整理学だけでは把握できない(理論はもちろん知っておかねばならないが)ほどバラエティに富んでいるので、市場やそこにある情報を上手に熱心に収集し、自分なりの枠組みで考えること(これがたぶん知的謙虚さだと思う。)がポイントだとわかりやすく説いてくれる。


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